サッチャー死去、晩年は認知症

87歳でこの世を去った鉄の女、マーガレット・サッチャー（Margaret Thatcher）。
晩年彼女は認知症を患っていたようです。


メリル・ストリープが演じた映画『鉄の女の涙』の中でも、その様子が描かれていますね。
http://youtu.be/YgpKOUUN_fo

さて、この認知症とはどのようなものなのでしょうか。

ごはんを食べたことを覚えていない、自分のいる場所がどこなのかわからない－－－。ふつうの人なら当たり前にわかっていることが、わからなくなる状態を認知症といいます。

認知症を引き起こす病気で圧倒的に多いのは、アルツハイマー病と脳血管障害の二つで、この両者が混合している場合もあります。

認知症は高齢になればなるほど、発症の危険が高まります。

現在、国内の認知症人口は約205万人に上るといわれており、2015年には300万人を超えるといわれています。65歳以上の男性の55％、女性の66％がいずれ認知症になるのではないかと推測されています。
（http://www.ninchisho-forum.com/より）

おじいちゃんおばあちゃんの「物忘れがこのごろ激しいのよね～」っていうあれ、
実は認知症の初期症状なんですね。
脳の血管が詰まったりしてしまうと、上手く思い出せないんですね。
初期症状のうちに早めに病院へ行きましょう!!


さて、サッチャーさんもかつては”鉄の女”と呼ばれ、素晴らしい実行力で様々な改革を行いました。

第二次世界大戦を経験し経済的に深刻な被害を受けたイギリスは、1970年代どん底を経験しました。
不況とインフレが重なっていたんですね。
これをサッチャーさんは持ち前の倹約精神、自助自立の精神で改革していきました。
国有企業の民営化や経済政策、教育法改革、フォークランド紛争での勝利などなど、11年の期間で様々な改革を成し遂げました。

私生活では良き母として、家事もしっかりこなしていたようです。
睡眠時間は4時間で、夫のデニスさんだけが、サッチャーさんに寝るようにと命じることが出来たようです。
すごいですね。
双子の子供たちは色々とお騒がせをしているようです。

では今回はこの辺で。失礼します。

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